主に一般教養科目を履修し、修了後に4年制大学の3年次へ編入することを目的としています。修了すると Associate Degree (日本の短期大学士に相当) が授与されます。
出願時に TOEFL スコアなど英語力の証明は必要ありません。新入生は入学時にプレースメントテスト（英語力判定試験）を受け、その結果により英語研修の必要性が判断されます。十分な英語力を有すると判断される新入生は、カレッジクラスを受講できます。英語力が不十分と判断される新入生は EAP に配属され、先ずは英語力向上を目指します。
プレースメントテストの受験免除を希望する新入生は、次のスコアを提出することによりカレッジクラスを受講できます。
アドバイザーと相談の上、Tacoma Community College の卒業条件と目標とする4年制大学の一般教養課程に合わせてカリキュラムが組まれます。卒業する（Associate Degree が授与される）には、90単位以上必要です。もしも学期ごとに15単位ずつ履修すると、卒業まで6学期間（約18か月）かかるのが目安です。単位制ですので、実際に卒業までに要する年月は、学生により異なります。
TCC で授与される学位（日本の「短期大学士」に相当）は次の通りです。
【参考リンク】 Degree Options
編入学が盛んなアメリカでは、コミュニティカレッジなどの2年制大学から4年制大学への編入はごく一般的で、4年制大学卒業生の約3割がコミュニティカレッジ出身者と言われています。Tacoma Community College は Northwest Commission on Colleges and Universities に認可されており、取得した単位はほとんどのアメリカの4年制大学へ単位交換できます。
TCC は4年制大学と編入提携を結んでおり、TCC で一定の成績を修めて卒業する学生は、それらの大学への進学が約束されます。
編入先は協定校に限られません。編入生を受け入れていれば、どの大学でも審査を経て編入できます。
卒業を目的とせずに、興味のある科目のみを履修することも可能です。
日本の大学生が留学制度もしくは休学制度を利用して Tacoma Community College へ留学し、留学中に取得した単位を日本の大学に認めてもらうこともできます。（単位認定の是非は日本の大学によります。）
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